【蓼科山日帰り登山】苔の森から岩の世界へ|テント泊装備で挑んだ実践トレーニング

八ヶ岳

2024年9月16日、蓼科山(たてしなやま/標高2,531m)に日帰りで登ってきました。

同じ月の末に控えていた燕岳(つばくろだけ)でのテント泊登山に向けて、この日はあえて日帰りながらテント泊装備一式を背負っての山行に。実際にザックに重さを乗せて歩いてみることで、装備の重さや歩き方の感覚を確かめておきたかったんです。

遅めのスタート、苔むす林道から

この日は出発が遅くなってしまい、登山口に着いたのは13:00ごろ。天候は曇りで、時おり晴れ間がのぞく空模様でした。

歩き始めてすぐ、苔が生い茂る林道が続きます。緑がびっしりと岩や地面を覆っていて、とにかく綺麗。思わず足を止めて見入ってしまうくらい、苔の一つひとつがかわいいんです。

しばらくは緩やかなザレ場が続く歩きやすい道。テント泊装備を背負っていることを一瞬忘れそうになるくらい、気持ちよく高度を上げていけます。

天狗の露地を経て、だんだん急登に

13:40ごろ、天狗の露地(標高2,170m)に到着。大きな岩がゴロゴロと広がる開けた場所で、ひと息つくのにちょうどいいポイントです。

ここから先は徐々に傾斜がきつくなり、足元も岩がちに。テント泊装備の重さがじわじわと脚にきます。

14:10ごろ、蓼科山荘に到着

頑張って登り続け、14:10ごろ蓼科山荘に到着。小屋の前にはオリジナルTシャツがたくさん吊り下げられていて、思わず目を引かれました。

小屋を後にして、いよいよ山頂を目指します。ここから先は岩がさらに大きくなり、傾斜も一段と急に。鎖場も現れて、これまで以上に集中力が必要な区間に入っていきます。

ガスに包まれた最後の登り

登るにつれて、だんだんガスが濃くなってきました。「頂上まで15分」と書かれた岩を過ぎたあたりからは、両手を岩について体を持ち上げるようにして登っていく場面も。

気づけば周りは真っ白なガスに完全に覆われていました。視界が悪いなか黙々と登り続けていると、山頂手前で急に晴れ間が見え始めます。このタイミングの良さには思わずテンションが上がりました。

14:40ごろ、登頂。そこは岩だらけの世界

14:40ごろ、蓼科山山頂(標高2,531m)に登頂。山頂の蓼科山頂ヒュッテはすでに営業を終えていて、あたりは静か。

蓼科山の山頂は樹木がほとんどなく、大小の岩が広がる独特な景観。「岩の世界」という表現がぴったりの、他の山とは一味違う山頂風景でした。

ご飯の準備を始めた瞬間に、雨

山頂でひと息ついたのも束の間、再びガスが濃くなってきました。そろそろご飯にしようとバーナーで調理を始めたところで、狙いすましたかのように雨が降り始めます。

これは仕方ないと判断し、その場で撤収。雨の中、下山を開始しました。

岩場は滑る。慎重に下山

下りは特に岩場が濡れて滑りやすくなっていたため、一歩一歩慎重に足を置きながらの下山になりました。テント泊装備を背負ったままの雨天下山は、なかなか良い負荷トレーニングになったと思います。

まとめ:燕岳への良い実践練習に

日帰りとはいえテント泊装備を背負っての蓼科山は、重量感覚をつかむのにちょうど良い山でした。天候が目まぐるしく変わる一日でしたが、ガスの晴れ間に見えた山頂の景色や、岩だらけの独特な山頂風景は強く印象に残っています。

この経験を糧に、同じ月末には北アルプスデビューとなる燕岳テント泊へ向かいます。

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